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p-kita屋外公演|熊本・喜多流 特別公演 能楽「翁」

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水湧く地の「翁」

熊本藩細川家ゆかりの水前寺成趣園の能楽殿において、現代最高峰の能楽師のひとりである友枝昭世師(人間国宝)によって喜多流「翁」を上演いたしました。熊本において「翁」が上演されたのは、実に数十年ぶりのことといわれています。
あわせて、友枝家とともに細川家の能楽を支えた櫻間家(金春流)の当代・櫻間右陣師による一調「八島」を上演。続いて、同じく細川家とゆかりの深い、狩野了一師によって、世阿弥の代表曲「高砂」が半能で舞われました。

翁プロジェクト
 熊本・喜多流 特別公演 能楽「翁」

公演日
2021年 3月9日(火) 14:00 公演
会場
水前寺成趣園 能楽殿

MOVIE

無料配信(3分)
演目 | 翁(ダイジェスト)

PROGRAM

番組

解説

原瑠璃彦

翁(喜多流)

翁
友枝昭世
三番三
山本則重
千歳
山本 凜太郎
笛
森田徳和
小鼓
幸正佳
曽和鼓堂
古田寛二郎
大鼓
白坂信行
後見
中村邦生
友枝雄人
地謡
狩野了一
金子敬一郎
内田成信
粟谷充雄
大島輝久
友枝真也
谷友矩
渡辺康喜
狂言後見
山本泰太郎
山本則秀

一調 八島(金春流)

謡
櫻間右陣
小鼓
飯冨章宏

半能 高砂(喜多流)

シテ(住吉明神)
狩野了一
ワキ(阿蘇宮の神主・友成)
坂苗融
ワキツレ(従者)
坂苗功
笛
相原一彦
小鼓
飯冨孔明
大鼓
原岡一之
吉谷潔
後見
塩津哲生
中村邦生
地謡
友枝雄人
金子敬一郎
粟谷充雄
内田成信
大島輝久
友枝真也
狩野祐一
渡辺康喜

翁

一調八島

半能高砂

「翁」と土地-水湧く地、
水前寺

このたび、肥後細川家の地、熊本は水前寺成趣園にて喜多流「翁」公演を行う 運びとなりました。

熊本藩主であった細川家は、能楽とゆかりの大変深い大名家です。細川藤孝(幽斎、1534-1610)をはじめ、代々、細川家の当主は能楽を愛好し、自ら実践してきました。
その細川家の能楽を担っていたのが、喜多流友枝家による本座と、金春流櫻間家による新座の2つの座です。

今回、友枝家・櫻間家の当代が、細川家ゆかりの水前寺成趣園内・出水神社能楽殿に集いました。
水前寺、出水神社という名の通り、この地は豊富な湧水にめぐまれています。能楽「翁」のなかの「どうどうたらり」「鳴るは瀧の水」といった水のイメージが想起させられます。

水前寺成趣園

水前寺成趣園は、肥後細川家の初代熊本藩主細川忠利(1586‒1641)から細川綱利(1643‒1714)の三代に亘って作庭された庭園です。庭園内にある出水神社は明治11年に創建されました。このとき能楽殿も建てられましたが、惜しくも昭和40年に火災によって焼失。今回舞台となった能楽殿は、昭和61年、昭和天皇御在位60年記念の折に、熊本県八代市の旧八代城主・松井家より移築されたものです。

PHOTO: Yamato Ikehara(YUKI TSUJI
+ Plants Sculpture Studio Inc.)

舞台美術

今回の公演では、華道家であり舞台美術家でもある辻雄貴氏によって、客席エリアに1日限りの特別なしつらえが施されました。人と自然、植物、季節との関係性を重視する辻氏は、自然の生命力を人間の創造力で復元させる
きっかけとなる能舞台を考えます。かつて紫宸殿に植えられた「右近の橘」と「左近の桜」に着想を得ながら、公演の季節に寄り添った「右近の紅桃」と「左近の白桃」として表現されました。また、客席には熊本特産の畳を用い、桟敷をヒントにした特別な席も用意されました。

辻雄貴
華道家/舞台美術家

華道家。1983年 静岡県出身。工学院大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了。辻雄貴空間研究所 代表取締役。徳川慶喜公屋敷跡浮月楼芸術顧問。建築という土台を持ちながら追求する「いけばな」は、既存の枠組みを超えて建築デザイン、舞台美術、彫刻、プロダクトデザインなど、独自の空間芸術として演出される。

http://yukitsuji.com/

BOOKLET

ブックレット

熊本・喜多流公演にあわせて、ブックレットを制作しました。友枝昭世師をはじめとするご出演の方々のインタビューなどが収録されています。ぜひ、あわせてご覧ください。

BOOKLET

PERFORMANCE

PERFORMANCE

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